人生

オタクアラサー共働き嫁の雑記・資産運用記録(投資は自己責任です)。JIN AKANISHI / KAT-TUN / 阿部亮平

出産の記録

 

息子を先日世に爆誕させました!

妊婦健診で全く子宮口が開いてないと宣告されたその晩に破水から始まりました。出産は突然に。

 

 

23:45頃

寝よう〜と夫とベッドに入り、まだ産まれないか話をしながら寝る体勢を取ろうとするも、横向きが寝づらい。何度かゴロゴロしてたら、お股で「パチン…」という音と感覚がある。「破水した!?」と夫に宣言してトイレに入る。ナプキンには何も付いてなかったが、トイレから立ち上がると便器内が明らかに様子が違う。破水だぁ…。ナプキンを当ててすぐに病院に電話。陣痛タクシーにも電話。電話している間にも流れ出てくる感覚が止まらず、タクシーが来るまでトイレにこもる。

 

0時過ぎ

陣痛タクシー到着。荷物をまとめて持ってくれた夫と乗車。破水していることを伝えていたので、吸水シートを後部座席に敷いてもらっていました。マジで助かった。ナプキンじゃ間に合わない量の流出感があり、外出先で破水してたらどうなってたんだ…とめちゃくちゃビビりました。我が子、家で破水してくれてありがとね。タクシー乗車中に陣痛が来ている感じがあり、アプリで計測すると5分間隔。マジかっ。まだ耐えられる痛みだった。夫に「緊張するね〜」とか「朝までに産まれちゃうかな〜」とか話しかけてちょっと気を紛らわせた。タクシーの運転手さんに「今まで乗せた中で一番落ち着いてましたよ!頑張ってくださいね!」と言われてエヘヘ〜となる。(笑)

 

0:40頃

病院着。緊急外来に向かうが、直接病棟に向かってね〜と言われ、病棟内へ。破水した羊水がズボンにも漏れてて、タクシーで敷いてもらった吸水シーツを当てながら歩きました。恥ずかしかった。夫が入院手続きをしてくれ、私は処置室へ。検査等する様子もなく破水確定っぽかった。NSTで赤ちゃんの様子を見つつ、入院になります〜と告げられる。この時点で子宮口1.5センチ。日中の健診で子宮口開いてなかったからか、「子宮口4〜5センチになってから無痛の処置しましょう」と助産師さんに言われて軽く絶望する。段々と陣痛の痛みが増してきているような感覚があるのと、ずっと便を出したい感覚。助産師さんに、「便出したい感じがあるんですけどいきんだらダメですよね?」って聞いてみたら「無理に力んだら痔になっちゃいますけど出せそうだったらトイレ行っても大丈夫ですよ〜」と言われる。

 

2:00頃?

LDR室に移動して検尿、点滴処置等される。震えが止まらなくて、NST付けられる。陣痛結構痛い。検尿時軽く踏ん張ってみるも、便ではなさそうであった。いろんな出産レポや義姉たちからの話で「呼吸が大事!」とあったので、頑張って陣痛が来ている時は深呼吸した。しかしめちゃくちゃ痛い時はそんなの意味をなさないのであった。結構一人の時間が多かったので、陣痛来てない時は我が子に「頑張ろうね〜」「頑張ってるね〜」って声掛けするようにした。段々痛みが強くなって、陣痛が来る!っていうときに「うわああああ」とか「痛いいいいい」とか思わず言っちゃう。もう何分間隔とか測ってる余裕ない。NSTの数値も怖くて見れない。陣痛のタイミングで助産師さんがいたときは「深呼吸ですよーふぅー」とか声掛けしてくれて神かと思った。途中で子宮口確認されるも、何センチか教えてもらった記憶なし。

 

3:50頃?

子宮口確認してもらったら5センチ!「無痛にしてもらえますか?」と助産師さんに迫り、麻酔科の先生に無痛の処置をしてもらう。なかなかに陣痛の限界過ぎてて麻酔科の先生から「麻酔入れないと楽になれないから!力入れないで!深呼吸して!動かないで我慢して!」とか言われて「はい〜…」とされるがまま。なかなか麻酔が効かなくて辛過ぎた。麻酔の注射の痛さより、陣痛の痛さの方が辛いです。どう考えても。あまりにも陣痛に悶えてたからか、麻酔科の先生が助産師さんに「入院の時でも良かったんじゃないの?」って言っているようなのが聞こえたけどこちらはそれどころじゃなく痛みに耐えてたのでよく分からず。でも私も麻酔早めに入れて欲しかったよ!(笑)麻酔を下半身全体に効かせるために体勢変えるよう指示されてたら、我が子の心拍が下がってしまったらしく、横向きで深呼吸する。ここで帝王切開になりたくない…!と必死にお腹に酸素を入れるイメージをした。陣痛のタイミングでやっと助産師さんが腰をさすってくれるようになり助かる。この辺だったか助産師さんに「今日4人も産まれてるんですよー!」って雑談されて内心そんなのどうだっていいわ!と思いながら「そうなんですかー」と答えた私偉過ぎ。(笑)

 

4:50頃

子宮口全開。立ち会い希望のため、夫を呼ぶよう伝えられる。一人になったタイミングで「お父さんもうすぐ来るから待ってようねー」と我が子に声掛けしてみる。夫が来るまでに赤ちゃんを出すためのいきみ練習をする。麻酔科の先生もいて、「あっという間でしたね(笑)」と言われる。えぇ、本当に…。(笑)でもあの痛みが数時間取れるだけでも価値がある。痛さの恐怖でパニック寸前だったから!手が冷たくなってて、産婦人科の先生と看護師さんとに手を温めてもらう。

 

6時過ぎ

夫到着。赤ちゃんを出すいきみ本番。結構上手かったらしい。6回くらいいきんで無事出産!!!!!出てきたらすぐ泣いてくれた。ほっとした…。夫も凄く感動していた。カンガルーケアはなく、看護師さんに処置されるのをベッド上で見守る。「ホワァ…」みたいな泣き声が可愛すぎる。写真撮ってOKだったので夫が撮影しまくる。途中、小児科の先生が入ってきて、私がGBS陽性だったのとお産が早くて抗生物質が効いてるか不明だったので赤ちゃんはこの後NICUで預かると言われる。NICUある病院で良かったー!夫ここで退出。

 

8:00頃?

前日午後に健診してくれた医師がLDR室に回診に来てくれました。一連の流れを書いたボードを見て、「爆速でしたね、次の出産の時はもっと速いかもですね」と言われました。次があるならば計画無痛にしようと心に決めた。(笑)

 

10:00前

分娩後の待機時間が終わり、お小水チャレンジ。あえなく出ず失敗。手を洗っているときに意識が遠のきそうになり、付き添いの看護師さんに「クラットキテマス…」と告げて介助されながら分娩台に逆戻り。歩いて病室に行ってみましょうとのことだったけれども車椅子で行くことに。

 

 

 

入院生活は出産した日も含めて6日間、初日はNICUに赤ちゃんが入院していましたが、無事に2日目の午後には退院して母子同室生活スタート。預けたければ新生児室で預かってもらえました。出産した病院は母乳推奨で、我が子は咥えるのが不得意なタイプでめちゃくちゃ苦戦しました(ブログを書いている今も苦戦中)。診てくれた助産師さん全員を困らせるほどの難しさでした。(笑)産後メンタルで、悲しくもないのに泣いてしまうことも多々。特にママ友が出来る訳でもなくw赤ちゃんも検査等で指摘なく無事に退院となりました。ただ、会陰切開の抜糸がめっっっっっちゃくちゃ痛かった…痛すぎて叫びすぎて、看護師さんたちに足をさすられながら深呼吸を促されました。患部に糸が埋まっていたらしく、陣痛と同等の痛さだった…。

 

人生初めての入院だったので、病院のシステムに疑問が湧くこともありましたが、病院スタッフさんにめちゃくちゃ助けられた入院生活でした。

 

退院してしばらく経ちましたが、最初の1週間は産後メンタルすぎて毎日泣いていました。退院後にエレベーターで乗り合わせたおばあちゃんに「大事に育ててくださいね」って声かけられただけで涙が止まらなかったし、寝ている顔を見て「大事すぎて怖い…」と涙が止まらなかったり(夫に話したら夫も泣いちゃったw)、授乳が上手くいかなくて深夜に嗚咽が出るほど泣いたり、手伝いに来てくれた義両親が帰っちゃうのを見送って泣いたり、泣きに泣いた。育休を取ってくれた夫と1ヶ月健診までは2人で新生児育児し、その後は義実家で夫と共に年明けまでお世話になる予定です。退院して最初の週末に夫が過労で発熱し、夫が義実家に電話したら即義両親から「健診終わったらすぐ帰ってくるように!」とお達しがあったので…。(笑)実親には頼りません。ストレス過多でたぶんメンタル大崩壊する。どうしても夫と子育てしたいっていうのもある。

 

余りにも泣くときや夜中の授乳がキツいとき、おむつ替えの大変さなどに「いつまで続くんだ…」と疲れ果てることもあるけど、子の寝顔を見てるときや夫が子を楽しそうにあやしている様子を見ているとき、言葉にはし尽くせないほどの幸せを感じられます。これからも毎日いろいろな悩みや不安が出てくると思うけど、日々成長する息子を楽しみに育児していきたいです。

 

 

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よく見る写真を撮ってなかったので生後17日に撮ったやつw