人生

オタクアラサー共働き嫁の雑記・資産運用記録(投資は自己責任です)。JIN AKANISHI / KAT-TUN / 阿部亮平

生後3ヶ月の息子が鼡径ヘルニア・臍ヘルニアの手術を受けた話

手術1週間前

手術する病院でレントゲン撮影、麻酔科医からの麻酔の説明、小児外科医からの手術内容の説明、採血、入院説明を受けました。約4時間の拘束…。一人で頑張ったわ…。

 

レントゲン撮影はお洋服もおむつも全部取って真っ裸で撮影でした。寝返りとかする赤ちゃんだと拘束されたりするのかな?我が子はまだ寝返りしないので、ベッドに寝たまま撮影されました。母はその間、更衣室で待機。

 

麻酔科医との面談の前に、検温して問診票の記入をしました。2週間前に予防接種を受けていたのでその申告も紙面で行いました。その後、子ども向けの手術前の麻酔についてのビデオを視聴し、麻酔科医と手術看護師さんと面談しました。授乳は手術日の朝8時までならOKとのこと。午後手術予定ですが、何時からなのかは当日にならないと分からないらしい。空腹をどうやって紛れさせようか…。泣いてどうしようもないときはいつも授乳してるから、それ以外の方法が分からんのですが…。(笑)

 

小児外科では最初に身長体重を計測しました。生後3ヶ月半で身長61.5cm、体重5,500g超。順調に大きくなってくれてホッとした。診察までの待ち時間で息子はお腹が空いて爆泣き。そのおかげで(?)両側のヘルニアも出てきたので、診察はスムーズでした。(笑)説明長くなるので授乳してからまた先生と面談。時間の融通利かせてくれた先生ありがとうございました…!前回よりも大きくなっているので、まだ月齢が浅いリスクと嵌頓になるリスクと比較しても、早めに手術した方が良いとのことだったので予定通り手術することにしました。息子の場合、両側の鼠径ヘルニアと臍ヘルニアの手術となります。リスクとしては、血管や精管の損傷、内臓損傷などの説明がありました。最後、先生が息子に「頑張ろうな〜」と声を掛けてくれました。風邪を引くと手術がリスケになるので、1週間気を遣う生活になったのが結構辛かった(とは言っても寒かったし出不精なのであんまり普段と変わらなかった)。

 

その後入院手続きをして、「個室にしてもらうことって可能ですか?」と聞いたら、入院した病院の小児科は基本的に4人部屋の入院になるとのこと。個室はお医者さんから指示があった子しか入れないそうです。夜泣きに怯えてたのでその旨話したら、「まあお互い様ですからね〜」と言われた。そうだよね、そうだよね…。

 

 

 

手術日

朝8時までに授乳を済ませ、病院へ。麻酔科で診察→小児科で身長体重計測し診察→入院手続き→小児科病棟入院、待機→手術→部屋に戻る、という感じでした。午前中でバタバタ。無事に手術受けられますと言われて一安心でしたが、本当に手術して良いのか…?とずっと思っていました。なんなら手術した今でも思っています。

 

病室に入って、手術前の処置(手術する側を間違えないために手に印を付けられたり、お臍にオリーブオイルを塗られたりしてました)されたり、お熱測ったりなどして過ごしていました。午後手術と聞いていましたが、手術の30分前くらいにならないと分からないとのことだったのでめちゃくちゃ怯えてました。お腹空いてグズグズをあやすの大変だな〜と。そしたらまさかの11時半から手術とのことで、助かりました。手術着に着替え、私が抱っこして病棟の看護師さん付き添いの元で手術室付近まで付き添い。手術の先生達がゾロゾロ出てきて、諸々の手続きをして手術キャップを付け引き渡しでした。手術前、緊張し過ぎてあんまり覚えてないんですが、「お母さん僕のこと覚えてますか?」って声かけられて、パッと顔を見たら、出産の時に無痛分娩の処置してくれた先生が!「覚えてます〜!ご無沙汰してます〜!!!」とはしゃぐ私(はしゃぐな)。産科と小児科の麻酔を担当しているそうでした。なんかそれだけでめちゃくちゃ安心できた。出産した病院で手術してもらうことにして良かったなーと思った出来事でした。改めて主治医の先生から、「小さいので3時間くらいかかると思います」と伝えられました。

 

息子を手術の看護師さんに引き渡してから、ドラマみたいに手術室前で待つのかな…と思ってたけどそんなことはなく、病室で待機でした。手術中の明かりがパッと消えて、ハッと立ち上がる…みたいなの想像してたけどドラマの見過ぎでしたね。(笑)手術が不安でご飯が喉を通らない…なんてことは全くなかったので、のんびりお昼を食べ、付き添いベッドの手続きをし、スタバでテイクアウトしたドリンクを飲みながらスマホを見て3時間過ごしました。ただただ一人時間を楽しませてもらいました。(笑)

 

ちょうど3時間後、看護師さんが部屋に来てくれて、手術が終わった知らせを受けました。看護師さんと一緒に手術前の部屋へ向かい、麻酔で寝ている息子を迎えに行きました。小児用のベッドで寝ている息子を見た瞬間、よく頑張ったねという気持ちとこんな小さい子に麻酔をかけなければいけなかった(感じる必要のない)罪悪感で、何とも言えない気持ちになりました。点滴は外さないように包帯でぐるぐる巻きにされ、手書きのアンパンマンシールが貼ってあってちょっとほっこり。「このまま日帰りでも大丈夫なくらい」と麻酔科医の先生に言われましたが、国際的な決まり?で、生後6ヶ月になるまでは1泊する必要があるようです。やっぱり手術したことに後ろめたさを感じていて、主治医の先生に「嵌頓になりそうでしたか?」と聞いてみたら、「穴が大きかったので、そこに腸がズボズボって嵌まり込んで抜けなくなっちゃう前に手術できて良かったですよ」と言ってくれました。ベッドのまま病室に戻り、点滴や色々な機器を取り付けしてもらいました。

 

病室に戻ってから1時間後には麻酔から醒めたようでしたが、時折「ウワーン」と一声泣いてはまた寝て…みたいな状態が結構長いこと続きました。普段寝ないから新鮮だった…。(笑)目が醒めてから授乳して、問題なさそうだったので点滴も取れました。手術後の腹部は、お臍は圧迫療法と同じように綿球に透明のシールが貼られていて、他に3箇所テープ留めされている、という感じでした。あとお尻にも絆創膏が貼ってあった(恐らく痛み止めの麻酔を入れた跡?)。

 

2時間おきに泣いていたのでその度に授乳し、その度に眠る、という感じでした。夜中もここ最近は4時間くらい寝てくれてたけど、2〜3時間毎に起きてしまったので授乳しました。いつも通り、授乳後はすぐ寝てくれて助かりました。病室は4人部屋だったんだけど、ほぼ我々だけでした!手術に向かった後から夜中に1人入院してくるまで我々だけだったからめちゃくちゃ気楽だった!手違いで離乳食が出されたり、ミルクも手配されていたりしましたが、看護師さんに伝えて事務方の処理もしてもらえました。

 

翌朝起きた時には目が合うと笑顔も見せてくれて、いつもの息子でした。ここでやっと安心できました。朝の回診で小児外科医の先生から無事に退院許可をもらい、予定通り1泊で退院となりました。

 

 

手術後診察

手術から1週間後、保護していた傷の確認のために病院へ行きました。シールを剥がしてもらったら、すっかり凹んだお臍になってました。手術のために2mm程度開けた箇所も3箇所あるのですが、そこも特に問題ない状態。

 

 

完全母乳なので、手術で1泊入院してもかかった費用は母の付き添いベッドの布団レンタル代のみ。乳児医療証ありがとう!!!!!

 

 

次の診察は手術後2ヶ月後の予定。先日、区で受けた3・4ヶ月健診の小児科の先生や看護師さんに「手術の跡、お臍の横は傷分かるけど他は全然分からないねー!」と言われました。