人生

オタクアラサー共働き嫁の雑記・資産運用記録(投資は自己責任です)。JIN AKANISHI / KAT-TUN / 阿部亮平

WDW新婚旅行で救急車に乗った話

WDWネムーンから帰国しましたがまじで死ぬかと思ったので、みんなも気を付けてや!という思いでブログを書きます。症状について割と具体的に書きますのでお食事中の方は控えてください!!!

 

 

パーク最終日、体調不良

その日はフロリダにしては結構肌寒く、雨が降ったり止んだりな日でした。パークで遊べる最後の日だったので、朝9時からマジックキングダムへ。七人の小人のマイントレインに30分強並び、ファストパスを立て続けに取っていたスペースマウンテン、ビッグサンダーマウンテン、スプラッシュマウンテンへ。途中プーさんたちとのグリーティングに30分強並んでいました。マウンテン系に乗り終えたところで丁度お昼くらいになりましたが、どうも体調が悪い。スープとかしか食べられない気がするな…と思いながら、夫にホテルに戻りたい意を伝え、ピーターパンとのグリーティングをしたり追加のファストパスを取ったプーさんのアトラクションに乗ったりして、夫がホットドッグを食べている様子を見守りました(スープ売ってる所を見つけられなかった)。

 

ホテルまで戻る

私たちが宿泊していたホテルがグランドフロリディアンリゾート&スパだったので、モノレールに乗って帰りましたが、もー気持ち悪くて気持ち悪くて。ホテルの駅に着いて降りた瞬間、うずくまってしまいました。するとスタッフの方が来て、「大丈夫?そこにいられるとモノレール出発できないから中のソファーで休むといいよ、救急車呼ぶ?」と声を掛けてくれました。とにかくここから動かなくては、救急車ってほどでもないかな、と思い、夫に抱えられホテル内のソファーへ。水買ってくるね!と夫はホテル内の売店へ行ってくれました。待っている間、相当顔色が悪かったのか、通りすがりのご婦人に「Are you OK?」ととても心配頂きました。水を飲み、ある程度歩けるくらいまで回復したところで客室へ戻りました。

 

 

体調悪化、死ぬかも?

私、いつも風邪とかは喉から来るタイプなので、今回気分が悪いのはなーんかおかしいなーと思っていました(最初から夫に伝えれば良かった)。部屋に着いて倒れ込むように寝たのですが、全然気持ち悪さがなくならない。1時間くらい寝ていたら、猛烈な吐き気に襲われ、トイレへダッシュ。吐いてちょっと落ち着いたかも…とまたベッドに横になっていたら、夫から「みんなの分のお土産買ってくるけどなにか欲しいものあれば連絡して」と言われ、夫はマジックキングダムへ出掛けていきました(この日にまとめてお土産買おうとしていたので本当にお土産なかった)。1回吐いて少しスッキリしたのでまた寝ていましたが、1時間、30分、と、猛烈な吐き気の間隔が短くなっていきました。吐く直前くらいになると発熱しているのかくらくらするし、吐いてる最中は汗だくで寒気すら感じる。最終的に、トイレから出られなくなってしまいました。夫から「今エプコットでお土産買ってるけど何か欲しいものある?」とLINEが来たので、「もう吐くものないのにまた吐いちゃった」と返信。すると「バッグに胃薬入ってるけど吐いてるときだと逆効果かも」という返信が来たので、あ、これこのまま放置されたら私精神的にも体力的にも死ぬかも、と思い、「たすけて」の4文字を送信。1時間後、夫が戻ってきた時にはトイレでうずくまり倒れて震えが止まらない状況。今回の旅行はJALパックさんを通しての旅行だったので、医療サポートデスクが付帯していました。そこに夫が電話をして、どうするかの判断を仰ぎました。するともう救急車を呼ぶかしばらく様子をみるかの選択肢らしく(たぶん通常の診療時間が終わってしまった様子)、いやもう充分様子見たわ!!!と思ったので夫に即救急車を要請。フロントに電話をしても繋がらず、夫直接フロントへダッシュ(この時丁度外に出たらマジックキングダムのプロジェクションマッピングのショーをやっていて、ホテル敷地内でもショーの音楽がかかっててホテルから花火見えたよーとの後日夫談。めっちゃ見たかった…)。10分ほどで救急隊の方が到着しました。

 

 

アメリカの救急車、病院へ搬送

いやお前めっちゃ意識あるやんけ、って思うかもしれませんが、めちゃくちゃ意識はありました。(笑)でももう「死ぬかも」という気持ちでいっぱいだったのと、こっから回復できる気が全くしなかったので病院で処置して貰った方が良いなと思ったので救急車呼んでもらいました。そして次の日早朝(3:30!)出発で日本に帰る予定だったからなんとか飛行機に耐えられるくらいの体調に戻らないといけない…という気持ちでした。吐きすぎてもう黄色い苦い液体しか出てこない状況だったのもある。

救急隊の方(もちろんアメリカ人)が来て、「よくここまで頑張ったね~」と言われながら、ストレッチャーに乗せてもらい、救急車まで運ばれました。終始マジで震えが止まらなかった。パスポート見せてくれ、とかなんやかんや夫が言われており、夫も一緒に救急車に乗りました。あとはたぶん日本と一緒かな?血圧とか計られて、点滴されました。あと最初に「舌を上げて口を開けて!」と言われ、吐き気止めの薬を投薬されました。15分ほどで病院に到着し、処置室へ。吐き気止めを点滴から追加され、点滴も増やされ、血液取って検査に回されました。だんだん吐き気がなくなっていく安心感。食べたものとか、最後に食べた時間とか、いつ頃から体調悪いのかとか聞かれて夫に全て答えてもらいました。結果、低血圧からくる吐き気と脱水症状、との診断でした。救急車で点滴を打たれてから病室に入って2回変えて合計3袋入れられたようです。吐き気止めの注射を点滴から3本くらい追加されたのかな?容態が安定してから尿検査もされて、特に重篤な問題はないとのお医者さんの判断でした。病院に通訳の設備があって、日本語が話せる通訳さんとSkypeみたいな形でweb電話で医師とのやりとりを通訳してくれました。凄いね…!搬送された病院が2018年設立だったからなのか、ディズニーの近くにある病院なので色々な国の人が来るからなのか?このサポートは大変助かりました。夫、英語なんとかなる人なのでボディランゲージ交えつつ医師や看護士と話しており、最後にお医者さんから英語を誉められてました。(笑)お医者さんは「僕が分かる日本語はコンニチハ、イラッシャイマセ、サヨウナラ、アリガトウ、あと数字の5だよ」と言い残して去っていった。(笑)なんだったんだろうアレ。(笑)夫も夫で、「僕はウォーキングデッドで英語勉強してるヨ~」とか謎の冗談飛ばしてたし。(笑)仕事でバチバチに英語使っているはずでは。(笑)この後飛行機に乗っても問題ないか?と夫が聞いたところ、問題ない、との回答をいただいたのでホテルに戻ることに。ホテルに戻るまでのタクシーも病院で手配してくれて本当に助かりました。ここで確か23時過ぎくらいの時間でした。私はホテルに戻って即寝でしたが夫は帰りの準備全部してくれたので睡眠時間1時間くらいだったとのことです。本当にありがとう…!!!
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病院を出るときに色々書いてある紙をもらいました。診断書みたいなやつかな。改めて見てみると、英検の問題に出てきそう。(笑)ホテルのフロントで薬を受け取れるサービスがあって、処方箋も一緒に貰ったらしい。夫がフロントに聞いてみたところ、翌日日中以降の受け取りになるようで、早朝にホテルを出発する我々は薬が受け取れませんでした。

 

 

結局、お金かかるの?

ここからは夫談です。救急車を呼ぶ前にJALパックのサポートデスクに電話したため、保険適用になるとのことでした。搬送されるまではどこの病院に運ばれるか分からないから、病院に着いたら改めて保険会社に連絡する必要があるとのこと。病院の名前と電話番号を保険会社に伝えると、保険会社が病院と折衝してくれます。現地で支払いすることなく、後日請求もなかったので、無事に保険会社と病院側でやりとりがされたようです。

 

 

 

 

 

 

無事になんとか飛行機に乗って日本に帰って来て養生しております。本当に生きて帰ってこれて良かった…。

 

 

 

後日談

日本に帰って来て夫に話を聞いたところ、夫、これが人生初の救急車に乗る経験だったとのこと。「救急車って意識ないとか血が止まらないとかじゃないと呼んじゃいけないと思っていた…」って。まじか……。やっぱり危うく死ぬところだったぜ…。←